会社名
株式会社船橋屋
業種
和菓子製造販売
所在地
本社:東京都江東区/東京都・千葉県を中心に21店舗
従業員数
180名(パート・アルバイト含む)
採用予定人数(新卒・中途・バイト)
新卒採用:4〜6名/年
採用課題・当時悩んでいたこと・Before
母集団の絶対数が少ない(約250名)
母集団は販売職志望の女子学生に偏向していた(男子学生を採用したいと考えていたが、母集団に男子学生は数名しかいない状態)
ターゲットを意識した採用ナビのページの作りこみが出来ておらず、ただ枠を文字と写真で埋めているだけだった
目的的に選考ステップを設計できていない。(当初は説明会も実施していなかった)
新卒で採用した学生たちが数年すると寿退社してしまい、人材の層が積み上がらない
実施したこと
採用ナビを学生目線で作り込む。掲載写真の変更、学生を引き付ける文言の工夫等をおこなう
採用ナビの人事ブログを多頻度に更新(2009年採用では365日毎日更新、2015年採用でも採用活動期間中は毎日更新)
インターンシップを企画したり、体育会学生が集まる合同説明会に参加したり、スウィーツの夕べというイベントを開催する等、学生との接点のバリエーションを増やす。
同社の強みを生かし、魅力を伝える説明会を企画・運営
求める人材像を明確にした上で、必要とする能力や資質のパフォーマンスを確認できる選考ステップを設計
内定者研修を企画、実施し、入社までの間の辞退を防止。
結果・効果
毎年安定して2000〜4000名以上母集団を確保できるようになった(15採用では16,625名のエントリー)
依然として女子学生比率は高いものの母集団の増加に比して男子学生も増えた(全体の2~3割は男子学生)
念願の男子学生を毎年1~2名採用できるようになった(全体では毎年5~6名を採用)
新卒メンバーを育成するために、社内に人材育成の仕組みができた
新卒で採用したメンバーたちが店長の半数以上を占めるようになり、マネジメントのレベルが向上した
年々、新卒採用活動がブラッシュアップされる体制ができている。
担当スペシャリストからひと言
採用活動に特効薬はありません。「うちは人気のない業界だから…」「小さい会社だから…」と最初から採用をあきらめてしまっている企業がありますが、一つひとつの小さな改善の積み重ねによって他社の追随を許さない圧倒的な差を生み出すことは可能です。皆さんに、そのヒントをお伝えできたら幸いです。